日本人の名字はとても種類が多くて、珍しいものも色々ありますね。

患者さんの中にも初めて聞くような珍しい名字の人がいます。

よく似た漢字でも細かい部分が違っていたりします。
保険証を見せていただいて、一瞬目がテンになってしまうこともありますよ。

「申し訳ありません。お名前は何とお読みするのでしょうか。」

このセリフはもう何回口にしたことでしょうか。
そして珍しい名字の人はずっと言われ続けてきたのでしょうね。

ちなみに私もちょっと変わっていて「え?」と聞き返されます。
電話で予約とかする時にも1回で聞き取られることはめったにありません。

それはさておきです。

医療事務の必需品?虫眼鏡

字画が多い字は保険証の字が見えづらいです。。。
保険証の文字は小さいですからね。

黒い虫か何かにしか見えない時もあるのです。
そんな時はそれこそ私達の必需品、虫眼鏡の登場です。

最近あったのは「サイトウさん」の「サイ」の字です。
この字は旧字があるのは知っていたのですが、今回は本当に珍しい字でした。

「これはサイトウさんとお読みしていいんですね。」

「そう、これわかりにくいでしょ。メモ紙とペン貸してもらえますか?」

親切な患者さん、手書きで大きく書いてくれました。

齎・・・うん十年生きてきて初めて出合いました。

患者登録するのに正しい漢字を入力しなくてはいけません。

当然変換で出ないので、IMEパッドを使って探し出しました。
(どうしてもダメな場合はカタカナだけにしておきます。)

当院は診察券が手書きです。

「すみません、下手な字になって申し訳ありません。」

「いいんですいいんです、私も普段は斎藤って書いてますし。面倒くさかったでしょう?」

「いえ、そんなことは…。」(ごまかし笑い)

名前に関しては正しく書いて、正しくお呼びしなければいけません。
たとえご本人が簡単な字で書かれていたとしてもです。

住所でも漢字で苦労することがよくあります。
面白いというか、難しいというか、色々勉強になります。

医療事務にパソコンは必須?

そう言えば私が就職した当時、パソコンを使い慣れた人が職場にいませんでした。
じゃあ、どうして医療事務ができるのか??

できるんです、医事ソフトがありますから。

それが使えれば初心者でも大丈夫なのです。
でも研修で教えられた通りでしかできないのが難です。

「うわー、なんか外来画面が変になってる~。」

「何やろうとしてたの?」

「病名登録してから戻ろうと思って、ここクリックしたんですけど。」

「うーん、私もわからないから△△さん(ソフトの会社)に電話して!」

私が新人でまだ受付をやっていた頃、先輩達がこんな会話をしていました。
困ったら即カスタマーサポートに電話する、というのが普通だったようです。

漢字も私が普通にIMEパッドを使うのを見て、「それの方が速い」となったのです。
先輩達はワープロ辞典で調べる方法しかやっていなかったらしいです。

もう今となっては笑い話ですね。

個人経営の医療機関でもパソコンは使うでしょう。
普段から使い慣れていないと、データ入力も遅いし応用が利きませんよね。

やっぱり事務としてはワードとか簡単なエクセルは使えた方が得だと思います。
大きな病院だったらなおさらパソコンのスキルは必要でしょうしね。