医療事務というお仕事は一体どんなものか、改めて考えてみたことはありますか。

日本のどこにでもあるクリニックや病院。
その中で、白衣ではなく制服を着て、最初に患者さんをお出迎えし、最後にご挨拶をする人、それが医療事務です。

私たち医療事務が『病院の顔』と言われる所以ですね。

医療事務の職場はどこでしょう

医療事務を目指す前に知っておきたい、医療事務の仕事内容4つのポイント

医療事務を目指すあなたなら既にお分かりかと思いますが、医療事務がお仕事をする現場は『病院』であり『クリニック』です。

何を当たり前のことを、とお思いかもしれませんが、病院とクリニックの違いをご存じですか?

『病院』とは入院患者さんを受け入れるベッドが20個以上(これを20床以上と言います)ある比較的大きな医療機関のことをいいます。

一方、『診療所(クリニック)』と呼ばれるのはベッドが19床以下の比較的小さめの医療機関を指します。

ほかにも、100床以上の病床があり高度な医療を提供することが出来る病院は『特定機能病院』と言われたりもします。

病院、と一口にいっても沢山の種類があることがおわかり頂けたでしょうか。

病院とクリニック、仕事の質と量

お勤めする医療機関の違いで、私たちのお仕事の内容は変わってしまうのでしょうか?

ズバリ、変わりません。

私たちは全国共通の医療事務員ですので医療機関が違えど仕事の本質は変わりません。

しかし、『病院』であるか『診療所』であるか、大きな医療機関であるかそうでないか、によってそのお仕事の『量と質』は大きく異なってきます。

クリニック・診療所は、受付からお会計までの一連の流れを一貫して行うことが多く、逆に病院では受付、算定、会計、診療科クラークなど担当部署が明確に分かれていることが多いです。

一点集中で行う業務スタイルと広く平均的に全てをこなす業務スタイル。
同じ医療機関でも、担当する業務の『量と質』は千差万別です。

医療事務は仕事をしながら勉強をする

医療事務というお仕事はとても幅広く奥行きのあるお仕事です。

なにせ二年に一度『診療報酬点数』という医療費の計算のための基準が改定されてしまうのですから。

私たちはその度に新しい点数制度を勉強して、頭の中を切り替えなければなりません。

大変だと思いますか?
勿論、大変です。

ですが、だからこそやりがいがあるのです。

医療保険のスペシャリストであること

医療事務というお仕事の奥深さはそれだけではありません。

私たちは『医療保険制度のスペシャリスト』でなければなりません。

高額な医療費に悩む患者さん、複数の病気を抱えて苦しむ患者さん。

色々な悩みを抱えた患者さんに『医療費の助成制度』をご案内しナビゲートすることもまた私たちのお仕事なのです。

医療事務のお仕事は他にもまだまだ沢山あります。

そのどれもが一筋縄ではいかない内容ばかりですが、私たちは医療機関の中において唯一『医療行為を行わない職種』であり、もっとも患者さんに近い立場の人間です。

私たちの存在が患者さんの支えになるとき、私は『医療事務で良かった』と実感します。