「えーっと、○○さんは今日お薬出す日だよね。」
「はい、血圧と手の震えと、あとやせ薬も」

「やせ薬はいいんだけど○○さん、甘いもの控えてる?」
「いやー、先生意地悪ぅ~。これでもガマンしてるんですって」

「ひざのためにもね、ほどほどにお願いしますよ。」

漢方薬のやせ薬

病院で処方してもらえるやせ薬とは!?

70歳の女性の患者さん、昔からのお馴染みさんです。

失礼ながらもう、ふくよか・・・を通り越しています。
主病名に変形性ひざ関節症があって、杖をついての歩行です。

ひざ関節の病気の原因は色々ですが、肥満はとても影響するものです。
体重の増加でひざへの負担が重く、歩く姿勢なども変わってきます。

患者さんの言うやせ薬とは、漢方の「大柴胡湯(だいさいことう)」のこと。
肥満症や便秘症などに効果がある薬です。

病院で処方される漢方薬

漢方は西洋医学でも取り入れられています。

保険適応の薬は約150種類もあるんですよ。

とてもメジャーなところでは「葛根湯(かっこんとう)」があります。
ドラッグストアでも買えますよね。

風邪の初期症状に効果があります。

葛根や桂枝(けいし)、麻黄(まおう)などの7種類の生薬が配合されています。

漢方はこのように幾つかの生薬が組み合わさっています。
ということは色々な症状に効くということですね。

葛根湯は風邪以外にも処方されています。
そして比較的人を選ばない漢方なのだとか・・・。

漢方では症状だけではなく、体質からも判断するのが特徴です。

太っていて血圧が高めの人にはこれ、という感じですね。
太っている人に合う漢方薬は痩せている人には副作用が起こる場合もあるのだそうです。

東洋医学の考え方は西洋とは違います。
西洋の薬で効果が見られない症状が、漢方では効果が出たということもあります。

漢方を正しく理解したお医者さんに処方してもらうのがいいですね。

私が昔住んでいた町の、かかりつけの女医さんもそのひとり。
特に子供の場合は風邪の時など漢方を処方されていました。

「小さいお子達は大人みたいに強くないからね、お薬も優しくしないとね」

近所ではとても評判の良い先生でした。

やせ薬なら漢方薬?

漢方は効きが弱いと言うイメージが強いようですが・・・。

実際は即効性のある種類もあります。
それもやはり症状や体質に合わせて、ということですね。

○○さんの場合はダイエット効果はじんわりジワジワのようです。

体質を改善するもの、漢方を飲んでいてもその他食生活もありますしね。
先生が口やかましく言うほど、甘いもの好きな人なので・・・。

ダイエット効果のある漢方薬は幾つかあるようです。

もちろん漢方薬以外にもやせる薬はあります。

例えば食欲を減退させたり、脂肪吸収を抑えるもの。
てんかん薬の「トピナ錠」は副作用として体重減少の効果があることで有名です。

ですが、ジワジワ体質改善できる漢方薬が体にも優しいのではとも思います。

美容目的以外にもダイエットが必要な人も多いですので、しっかりお医者さんと相談しましょう。

関節への負担、内臓への負担、やっぱり肥満は要注意です!