医療事務は出入りが多いとよく言われます。

結婚など一身上の都合もあれば、キャリアアップが目的の場合もあります。
出産育児を終えた女性がまた働きたいと、再就職にチャレンジするケースも多いですね。

気軽に動けると言えば語弊がありますが、需要があるので希望の条件で探すことは可能なのです。

私が働いていた所でもスタッフの入れ替わりはありました。
勤務状態に問題のある人を除いてはほとんどが家庭の事情による退職です。

後輩でとても気が合っていたAさんも、4年ほどで退職しました。
経済的な理由から勤務時間の長い医療機関に転職したいということです。

診療所から総合病院へ転職

診療所から総合病院へ転職

Aさんが辞めて2週間後くらいに総合病院に就職したと聞き、良かったなと思いました。

2か月ほど経った頃、彼女も交えて職場仲間とお茶をしました。
久しぶりに会うAさんは、はつらつとした表情で輝いていました。

話題の中心は彼女のやっている総合病院でのお仕事についてです。

「外来クラーク」というのが彼女の肩書だそうです。

外来クラークは大きな病院の一診療科での医療事務のようなものです。
受付や案内、カルテ管理、検査データの整理や書類作成の補助など色々あります。

電子カルテですが担当の医師がパソコンが苦手だそうで、彼女がサポートをするのだとか。
具体的なことを聞くと、私達がやっていることとあまり変わりはないようでした。

唯一大きく違うことがありました。

診療所と総合病院の仕事の違い

総合病院へ転職して仕事で変わったことは、レセプト作業をしないことでした。

「うわー、レセプトしなくていいんだ、いいなあ。」

私達は口をそろえて言いました。
ちょうどレセプト作成が終わったばかりで、やれやれという時期だったので正直な感想でした。

総合病院ではレセプト担当のスタッフを分けていることが多いのです。

面接でもそれは説明を受けたそうです。
ところがAさんはそれが残念だと言いました。

「レセプトは大変だけれど、皆で一丸となって集中することが無いとなるとちょっと寂しい。」
やっている時は本当に大変だけれど、離れると懐かしいようです^^

話しているうちに大きな病院の良い点も嫌な点もわかって、興味深かったですね。

人間関係という点では規模が大きい分慣れるのも大変なようです。
理不尽なことを言う医師や意地悪な看護師がいるとか・・。

まあスタッフが多いので仕方ないでしょうね。

働き出してみないと、内部事情はわからないものです。
社交性があって誰とも合わせていけるAさんなら大丈夫でしょう。

「色々あるけれども、大きな組織で責任を持ってやれるのでやりがいがある」
とのことでした。

ちなみに、医療事務の資格の一つにメディカルクラークというものがあり、試験内容にはレセプト実技があります。

クラーク募集と求人に出ていても、レセプト作業がないとは限りません。
レセプトが出来た方がアピールできるのは確かですね。