『お医者様は風邪薬を飲まない』
これ本当だと思います。

風邪の主な原因はウイルスで、薬でこれを完全に死滅させられないから。
無理に抑えようとすると、かえって治りが遅くなるから。

免疫力の弱い人、高齢者とか他に疾患を抱えている人は別ですよ。
でも人間には自己治癒力が備わっています。

風邪なら安静にして時期を待てば治るものです。

熱が出るのも鼻水が出るのも全部、体自身が治そうとしている証拠。
休養と栄養、水分など注意していればいずれ治ります。

解熱剤は治りを遅くする場合も

薬を飲まなくても治る?~お薬と自己治癒力~

熱が出ると、どうしても解熱剤を欲しがる患者さんはいます。

「先生、その風邪薬で熱も下がりますか?
仕事を休めないので早く治さないと・・・。」

「うーん、熱は無理に下げない方がいいんだけどね。
一応頓服で出すけれども、38度以上で辛い時ね。」

無理矢理熱を抑え込むと、治りが遅くなることがあります。
ひどい時は症状が悪化する場合もあるんですよ。

自己治癒力を信じてじっくり待ちたいのはやまやまだけど・・・。
仕事や勉強があると、そうも言っていられないですよね。

現代人は回復スピードも要求してしまいます。

薬に頼らず身体の回復力を信じてみては

体が持っている生命維持力、修復力ってすごいと思います。
壊れた部分を修復したり、菌をやっつけたりする力。

傷口にかさぶたが出来るのは目に見える修復力の見本ですね。

海外生活をしている友人の話です。

レストランで食べたものでお腹を壊した時のこと。
熱は無くて下痢症状だけだったのですが、かかりつけ医へ行きました。

「おお、それはアンラッキーだったね。
しっかり休養して、水分を取ること。
食べられるようになったら、少しずつ食べてね。」

「お薬は?」

「別に飲む必要ないよ。。
腸のシステムが元に戻ればそれでOK」

腸のシステム・・・なるほどわかり易いですね。
優しく見守っていれば、腸は正常に働くようになるってことです。

時間がかかるかも知れませんが、自分の体を尊重すべきなのでしょう。
その方が強い体になる気がします。

インフルエンザイも自力で治せる?

数年前の冬に私は高熱と風邪の症状で寝込みました。

年末で医療機関もお休みのところがほとんどでした。
というより、辛くて起き上がれないほどひどかったのです。

39度近い熱、寒いと暑いの繰り返しです。

体の節々が痛み、ただただ寝るしかありません。
水分を取るのがやっとでした。

3日めくらいになると、すーっと熱が引きました。

熱が引くと食欲は復活。
消化のいいものから食べ始めました。

今思えば、インフルエンザだったのかも知れません。

ほぼ隔離状態だったので、家族にも移らずです。
我ながら、自力で治せたことがスゴイと思いました^^

全部の病気が自力で治せるわけではありません。
そこはやはり医学の力が必要ですしね。

自分の体と相談しつつ・・・。
時には自己治癒力を信じてあげたいですね。