「今日は何かわからないけど、電話が多い日ね?」
「朝からずっと鳴ってた気がします。」

医療機関の外線電話は鳴らない日なんてありません。
患者さん、家族の方、市役所、保険会社などなどなど・・・

「午前だけでH病院の連携室と 3回もやり取りしたよ」

「ああ、○○さんの紹介状ですね」
「それとあちらを退院される患者さんが、ここで通院を希望されてる件」
「術後のリハビリですね」
「そう、それと後は胃カメラの予約・・・」

地域医療連携室

医師へ他の病院の相談はOK?~地域連携医療~

「連携室」と言うのは、地域医療連携室のことです。

大きな病院に設置されて、専門スタッフを置いていることもあります。
うちみたいな個人では医療事務のお仕事でもあります。

地域の医療機関や福祉施設が連携して治療を行なう。
医療や検査を分担したり、専門化を進めたりするもの。
大病院に集中するのを防いで、有効な医療を提供する。

地域医療連携の意味と目的です。

患者さんを紹介するとか継続的な治療を提供するものです。
診療記録や薬剤情報を提供することもあります。

うちでも入院施設のある病院や専門科に紹介状を書きます。
向こうで診察した結果は必ずこちらに知らされます。

入院や手術を経て、またうちで継続されることもあります。
連携して患者さんをケアするわけですね。

「こちらH病院眼科担当の看護師の山田です。
△△様という患者様が今月オペされることになりました。
そちらで投薬されている薬剤の情報をお願いしたいのですが。」

このような電話を受けることもあります。
電話を受けたスタッフはカルテをピックアップし、確認をします。

先生に状況を説明し、許可を得て薬剤情報を先方にお渡しするのです。

患者さんがどんな疾患があって、どういう治療をしているか?
服用している薬剤、禁忌など把握しなければいけませんからね。

患者さん本人の申告では漏れが生じてしまう恐れがあります。
医療機関の連携はとても大事なこと。

お医者さんに他の病院の相談もOKですよ

患者さんの中には先生に他の病院のことを聞く人もいますよ。

「先生、近くでいい眼科どこかありますか?
最近気になることがあって、診てもらいたいんですけど。」

「ああ、それなら××先生がいいんじゃない。
とてもいい先生だし、良ければ紹介状書いてあげようか?」

信頼できる先生同志の横の繋がりは、患者さんにもプラスですね。

遠慮なくそういう相談もされたらいいと思います。