最近は電子カルテの導入が進んでいます。
大きな病院では特にその傾向があるようですね。

電子カルテは色々な面で効率化が図れるのがメリット。
時短処理で患者さんの負担軽減にもつながります。

ただ、クリニックや診療所ではまだ紙カルテのところも多いですね。

カルテ、どんな風に書いているか気になる人も多いでしょう。
ドイツ語?日本語?薬名?ほかには?

お医者さんと話しながら、カルテを見てみると・・・。
何かササッと書いている様子。

素人じゃよくわからないですよね。
私も医療事務をやる前はあまり注目していませんでした。

医療事務の第一歩はカルテから

医療事務とカルテ

医療事務のお仕事はカルテ無くしてはできません。
表紙から中身の診療記録まで全てです。

新しい患者さんは表紙から作成します。
氏名、生年月日、住所、大事な保険情報を入力します。

プリントして診療記録の用紙をつけて、カルテ準備完了。

うちではバイタルやアナムネを看護師さんが記入します。
診察前に測定して、問診するわけです。

バイタル=血圧や体温など、アナムネ=病歴、飲んではいけない薬などもです。

それから診察、先生の字が躍り出します。

医療事務の大仕事!?カルテの暗号解読

「うちの先生は個性的な字でしょう?
慣れるまでちょっと苦労するけど、まあ大丈夫。」

本当に癖のある字を書かれます。
日本語なのかドイツ語なのかアルファベットなのか・・・。

昔は医学用語はドイツ語が主流でした。

今は英語や日本語のほうが多いそうです。
もちろんドイツ語も残っています。

アナムネというのもドイツ語です。
そして血圧(BP)や体温(BT)のように英語の略語もたくさんあります。

今は要望があれば患者さんにカルテを見せなければいけません。
その時にわかり易いようになるべく日本語で、とされています。

診療記録とは別に覚書のように記入する欄もあります。
そこには先生が覚えておくべきことや、特筆すべきことが書かれます。

例えば患者さんとどんな話をしたか、の簡単な記録。
2mH,Sterben(ご主人が2か月前に亡くなった)みたいなメモです。

医療事務の私達にとっても、情報の一つとなります。
もちろん個人情報なので、慎重に取り扱いはしますよ。

難解な先生の字が読めれば、仕事に慣れてきたなと実感^^

「すみません、これなんて書いてあるんですか?」

「ああ、これね、ヘバーデン結節。」

「え!これデですか!」

「そうね、くっついてるからわかりづらいよね~。」

新人の頃はこういうのが日常茶飯事でした。
初めて聞く病名は余計に読みにくくなります。

ただこういう理由で、病名などを覚える効果もありますね。
それはそれでプラスなのかもしれません。

電子カルテになると寂しいなという気もします。
先生の踊る字に慣らされすぎてますね^^