以前、職場の同僚だった人の話です。
医療事務は未経験でしたが明るく、職場にもすぐに溶け込みました。

患者さんにも笑顔で対応していたのですが、ひとつ問題点がありました。

それは年配の患者さんへの接し方です。

「○○さーん、きょうはほけんしょう、おもちですかあ?」
「△△さーん、あしたもリハビリがんばりましょうねー。」

小さな子供に話すように、ゆっくりで大きな声なのです。

高齢者に話しかける時は、ゆっくり大きな声でと教わったのでしょう。
でも、私達にしてみれば彼女の話し方はいきすぎた感じがしました。

後期高齢者なら高齢者扱い?

医療事務の接遇~後期高齢者は高齢者扱い?

高齢者とひとくくりにするのは問題です。

医療保険で言うと75才以上が後期高齢者です。
65才から74才までは前期高齢者、働いている人もたくさんいます。

高齢者と言っても、今は寿命も延びていますね。

現役で働く人、退職してからも活動する人など皆さん若いです。

保険証を見て驚くこともよくありますよ。

「電車で席を譲ったら、怒られた。」
「そんなに大声で話さなくても聞こえる、と言われた。」

年寄扱いされることに腹立たしく思っている人はきっと多いでしょう。

けれども身体的に衰えるのは仕方のないことです。
人の話が聞きとりにくくなるのも、現実にあります。

高齢者にどう接すればいいのか悩む人もいるでしょうね。
人によって受け取り方も違いますから。

電車の席も、ありがとうと言われたり、替われと怒鳴られたり・・・。

医療事務ではやっぱり臨機応変が大事

医療事務では色々な患者さんを相手にします。
臨機応変に対応を考えていかなくてはいけません。

ただ言えることは、皆さんそれぞれプライドがあるということ。
丁寧に話しかけることは大切なことだと思います。

ただ、相手は子どもではなく人生の大先輩だということです。

私達は普通に話すように心がけます。
はっきり相手の目を見ながら伝えること、ですね。

聞きとってもらえてるかどうか、は表情でわかります。
少し早口すぎたな、と思えばもう一度要点をしっかり。

実年齢と見た目年齢、ご本人の意識など様々です。
何歳だからどう、ということではないですね。

医療事務をしていると、接遇について学ぶことが多いです。
習うのではなく、身を持って知ることですね。