医療機関では沢山の患者さんと会います。

どんな人でも、お医者様の前では皆患者さん。
先生は目の前の患者さんに向き合い、相談や治療にあたるのですね。

お医者さんが苦手な患者さん

私の職場は診察室も近いので、診察の様子もわかります。

「あの患者さん、また来ましたね。」
「先生が苦手なA子さんでしょ、匂いでわかりますね。」

A子さんは忘れた頃に来院する患者さんです。
華やかでいつもオシャレな人なのですが、香水が強いのです。

匂いもですが、なれなれしい態度も先生は苦手。

「先生、熱っぽくて風邪だと思うの。
仕事休めないから、点滴してもらえる?」

先生、やんわりとですが注意します。

「風邪かどうか判断するのは私ですよ。
点滴が必要かどうか、○○さんわかるんですか?」

患者さんの質が問われるこの頃ですが、本当に実感します。
お医者さんも人間ですから、患者さんによって気分が変わりますよね。

わけ隔てなく医療を行うのは当然ですが、気持ちの上でですね。
患者さんの態度が悪いと、やっぱり先生も困ります。

多いのは自分勝手な患者さん。

勝手に病名を決め、薬も自分の判断で止めてしまう人が少なくありません。
必要がないのに、検査してほしいと言う人も多いです。

最近はメディアやインターネットなどでも情報が多いですね。
患者さんの方が余計な知識で、治療に口を出すことも・・・。

良い治療のためには良いコミュニケーション

医師はプライドがあります。
患者さんはそれをわかった上で、上手に質問をするほうが良いですね。

横柄な態度、威圧的な話し方も嫌われます。

医師と患者のコミュニケーションは大事ですよね。
悩みや症状をちゃんとわかってもらえなければ、治療が進みません。

信頼関係がうまく築ければ、医療にも良い結果が生まれると思います。
お医者様の方も患者さんを治してあげたいと、心から思いますから。

良い専門医を紹介してくれることもあります。
医療以外のことで、親身になってくれることもありますよ。

「患者力」ー私の勝手なネーミングです。
いい医療を受けるために、必要なことなのではと思うのです。

自分の症状を正しく説明でき、先生の話をきちんと聞くこと。
お薬は言われた通りに服用し、変化があれば報告すること。

先生と患者さんが一緒に治していくのが、医療じゃないですか。
自分も患者力の高い患者でありたいな、と思っています。