医療慈事務の新人さんは何故うちの診療所への就職を希望したんですか?

「自転車で通勤できることと、アットホームな所がいいなと思いました。」

確かに大きな病院にはない良さが個人経営にはありますよね。
規模が小さければ、医療事務の業務はすべて経験できます。

大きな病院にありがちな、看護師さんとの壁もほぼありませんしね。

もちろんデメリットというか、大変なこともあるでしょう。
スタッフの人数がぎりぎりなので、忙しいです。
掃除や雑用もイッパイありますよね。

でも医療事務のキャリアを積むにはいいと思いますよ。

何でもアリのかかりつけ医

地域の人達が受診する所は患者さんとの結びつきが強いでしょう。

「働いていて、それはすごく感じますね。
先生は整形外科が専門ですが、内科とか眼科の相談も。」

そうなんです。
きっかけは腰痛でも、患者さんは他のことも診て欲しいと言われます。
風邪を引いたとか、最近眠れないとか、目がかすむとか。

「カルテを見ていると、かかりつけ医ってこういうことかと思います。」

内科医としても看板を挙げていますからね。
高血圧とか糖尿の治療で通院する人は多いです。

うちは今では少数派の院内処方だからちょっと大変な部分はありますけれどね・・・。

「本当にお薬の種類が多いですよね。」

漢方薬を処方する患者さんもあるでしょう。
漢方は即効性はなくても、体質を改善することで効果が見られます。

「この前、先生がやせ薬って言ってましたね、大柴胡湯?」

大柴胡湯(ダイサイコトウは肥満の女性で、便秘症にいいんですよね。
便秘のお薬も人によって合う合わないがありますから。

最近は西洋医学の医師で漢方を取り入れる人も増えています。
患者さんの体質や服用中の薬も考えた上で漢方を処方するわけですね。

かかりつけ医は何でも相談室

「患者さんは先生を信頼されてますよね。」

診察室から聞こえる会話を聞いていると、そう思いますね。
先生もちゃんと話を聞いてあげていますしね。

女性の患者さんはおしゃべり好きの人も多いです。
病気と関係のない家族の話とか旅行の話も・・・。

体調のことでも気になることは先生に何でも相談。

先生は相手をしながら、患者さんの暮らしぶりとか体調も把握するわけです。
患者さんの要望で、新しい薬を導入することもありますよ。

漢方もそうした流れで扱うようになったと思います。
冷え性とか更年期症状にも漢方を処方したりですね。

先生もよく勉強されているなあ、と感心します。
かかりつけ医として必要なのかもしれませんね。

「カルテを見ていると、なるほどって思います。」

だからレセプトもけっこう大変です。
一人の患者さんが複数の病名を持つことになりますからね。

医療事務としてはやりがいはあると思います。

新人さんもレセプトをこなして、キャリアを積んで下さいね。