資格や年齢制限が無く、色々な働き方が可能なのが医療事務です。
女性に人気の職業で、実際女性の割合が多いですね。

医療事務をしたいと思って、準備をする人も多いでしょう。
その中で女性ならではの悩みも生まれます。

その一つが妊娠していても働けるかどうか、ということ。

ここでは私が出会った二人の妊婦さんを紹介しますね。
異なるケースなので参考にしてもらえるかも知れません。

歯科医院の受付をしているAさん

Aさんは歯科医院の医療事務をしています。
個人のクリニックで、私が10年以上定期的に通っている所です。

彼女は最初の頃から受付をされていて、顔なじみです。

数年前、彼女のお腹が大きくなっていることに気づきました。
聞くと7か月だと言うことでした。

「うわー、それはおめでとうございます。びっくりしました。
ずっとお仕事続けているんですか?」

「どうしようかと思ったんですけど、つわりも無いし私元気なんですよ。」

「もう安定期ですよね。でも気をつけて下さいね。」

そこは完全予約制で、余裕のあるスケジュールを組んでいます。

受付は座り仕事で、見た感じ動き回ったりもしていません。
だから負担も少なく、お仕事できるんじゃないかと納得しました。

彼女は臨月から産休を取って、また復帰されました。
ご実家が近いこともかなり助かっているとのことでした。

私の後輩のBさん

もう一人の妊婦さんは私の後輩です。
厳密に言えば、短期間だけ後輩だった人ということになります。

彼女は私より半年遅れで入ってきたBさんです。

5才の子供を持つお母さんで、午前中だけの勤務でした。
彼女が入った時、私はようやく慣れてきた頃でした。

私も一応先輩、その分しっかりしなくてはと思っていました。

3か月ほど経った時に、突然彼女が辞めることになりました。
理由は妊娠です。

妊娠したら辞めなくてはいけないということはありません。
妊婦さんでお仕事される人はいますし、産休もありますからね。

ただ職場の事情によって、それは違ってきます。

うちの診療所は忙しく、医療事務も立ちっぱなしです。

そして待合室や診察室、リハビリ室と広範囲に動きまわります。
狭い場所ではスタッフ同士がぶつかることもあります。

そうなると妊婦さんの安全は確保できないですね。

たとえ元気な人でも、ハードワークはやはり無理でしょう。
院長の考えもそうですし、Bさんも納得して退職になりました。

医療機関によって、色々なケースがあると思います。

何かあった時に自分で責任が持てるかどうか、難しい問題です。
患者さんがいる職場だというのも考えたほうがいいでしょうね。

何より妊婦さんの健康を一番に考えるべきだと思います。