医療事務のお仕事には専門的な知識が必要です。

医療行為はしませんが、医学や薬学の知識はある程度必要です。
診療明細が理解できないと、レセプトのお仕事も難しいものです。

未経験でするとしたら・・・

野球に例えるならルールを知らないままバッターボックスに立っているようなものでしょうか。
打ってどっちの方向へ走るのか、転がってきたボールを拾ったらどこに投げるのがいいのか・・・?

ルールブックを読んで予習してから始めるのか、とにかくやりながら覚えていくのか、どちらがいいのでしょう。

医療事務のお仕事は資格を持っていた方がいいのか、未経験でいいのかと言う問題と似ています。

医療事務の資格は一つじゃない

医療事務は未経験でもできる?

医療事務の資格取得講座は民間が運営するもので、種類はとても多いです。

日本医療保険事務協会主催の「診療報酬請求事務能力認定試験」、日本医療教育財団主催の「医療事務技能審査認定試験(メディカルクラーク)」などは、認知度も高く難易度も比較的高いものとして知られています。

認定試験ではレセプトの作成や診療報酬算定技能、医療全般の知識などを学科や実技などによって問われます。

その他、医療事務関連の資格は実に沢山の種類があります。

  • 日本医療教育財団「医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)」
  • 日本医療教育財団「医事業務管理技能認定試験」
  • 技能認定振興協会「医療事務管理士技能認定試験」
  • 全国医療福祉教育協会「医療事務OA実務能力認定試験」

資格には同様に調剤事務能力関連もあって、一般の医事とは分けられています。

微妙な違いはあっても全て医療事務のお仕事に関係するものです。

どの医療事務資格を取るのが一番有利なのか?

「色々ありすぎてよくわからない。」

「同じ取るなら難易度の高い資格の方がアピールできるんじゃない?」

多くの人が疑問に思うところですね。

でも実際に資格について評価されるのは、ごく一部と言うかほとんど左右されないと考えた方がいいのです。

医療事務希望者が二人いるとします。
二人ともまったくの未経験者です。

年齢も性格も学歴や職歴、家庭環境などすべて同じだとします。
パソコンスキルもです。

となった時には資格の内容を見るしかないかなあ・・ということですね。
と言っても担当者も全部の資格を把握してはいません。

実際にはこんなケースはあり得ません。

資格よりも人そのもの、持っている資格の内容で判断することはほぼゼロなのです。
つまり本気でやろうとする姿勢とか、向き不向きを担当者が判断して選んでいます。

経験値が大きくものを言う医療事務のお仕事

医療事務を募集している医療機関は無資格でも実務経験のある人を欲しがります。

国家資格ではありませんから、資格がなくても働けます。
経験者の方がすぐ次の職場のやり方に馴染んでいけるわけです。

ですが、求人情報の対象欄には「未経験でも歓迎!」とか「他業種でも接客経験者歓迎!」とか中には「医療事務講座修了者歓迎します!」という文言も見られます。

どんな人を採用したいかはそれぞれなのです。
資格がないと雇ってもらえないということでは決してありません。

未経験者でも数か月あればひと通りのお仕事は覚えられますし、実際に資格がない人も沢山働いています。

もちろん資格を取ってから始めれば経験値が上がりますね。
医療事務の受講内容は即、実践に通じますから。