医療事務について検索すると必ず出てくるワードがあります。
それが「レセプト」です。

レセプトっていったい何?どういう意味?って思いますよね。

レセプトという言葉はドイツ語のRezeptからきています。
日本語では「診療報酬明細書」・・・わかりにくいですね。

医療機関でのお金の流れとは?

レセプトとは 医療機関でのお金の流れ

例えば私達が税込み1,080円の本を買うとしますね。
商品、つまり本の価格をそのまま支払います。

何かサービスを受けた時にも、その分を支払ってそれでおわりですね。

それがサービスを提供する側の収入になるわけです。
ところが医療機関(保険診療)ではお金の流れが違います。

私達は皆、国民健康保険とか健保組合の保険とかに加入しています。

この保険制度によって、1万円分の診療を受けた時でも1万円払わなくてすみますね。
3割負担の人なら3千円を払うだけでいいのです。

今度は患者さんではなく、病院側から考えてみますね。

お店なら1万円の商品を売ったら、お客さんから1万円もらうので問題なし。
でも病院は、窓口で払ってもらうのは3割とか1割分しかないですね。

残りの7割とか9割分は市町村とか健保組合とかに請求して、後でもらうことになるのです。
この請求に使うのがレセプトというわけです。

レセプトには何が書いてある?

レセプトとは 何が書いてある?

この患者さんには今月これだけの診療をしましたよー、というのがレセプトです。

レセプトには診察料、検査料、注射代、薬代など細かく内訳が出ています。
ちなみにレセプトは点数で表されていて100点なら1000円ということです。

薬は何錠出したから何点、点滴には〇〇という薬剤を何ミリ使ったから何点・・・。
レントゲンを何枚撮影したから何点、血液検査であれとこれを調べたので何点・・・。

こういうのが明細書(内訳)です。

ただスーパーのレシートのように単純ではありません。

薬とか注射とか検査だけの点数ではないのです。
病気の種類や色々な条件で、点数を足したり引いたりすることがあります。

そこがレセプトの複雑なところ、医療事務が頭を悩ますところです。

医事コンピューターがある程度まではやってくれます。
けれども最終的なチェックは医療事務がやるのです。

電子化になってもこれは大事なお仕事となります。

テストと同じです。
何度も見直しをして提出します。

レセプトが審査されて、通れば収入となります。
病院の経営に関わることなので、神経を使いますよ。

レセプトとは何?少しはわかっていただけたでしょうか。