イギリス在住の友人とよく医療の話をします。

イギリスは医療のしくみが日本とは違っているのです。
政府が運営する国民保険サービスがあり、皆ホームドクターがいます。

イギリスのホームドクター制度は便利?不便?

風邪は病院に行く?自力で治す?

イギリスでは病気になると、まずホームドクターに予約してから受診します。

日本のように長く待たなくていいのは羨ましいですね。
それにホームドクターは一切費用がかからないのです。

「でもね、予約もなかなか取れないし風邪くらいだったら自分で治すの」

「市販の薬で済ますってこと?」

「そう、後はゆっくり寝てれば治るってことで。
こっちではホームドクターも普通の風邪で薬出さないよ」

「え?じゃあ何するの?」

「普通の風邪だから水分摂って安静にしておけばOK!みたいな感じ」

どうしても欲しいと言えば処方箋を書いてくれるそうです。
それも薬局で買うと費用は容器代くらいだそうですよ。

便利なようで不便なこともあるのが、イギリスの制度です。

内科以外の皮膚科とか耳鼻科でもまずはホームドクターです。
必要なら専門医へ紹介してくれますが、簡単な治療ならそこでやってくれます。

でも経験とか知識に差があるので、困ることもあるようで・・・。

頼りないホームドクターに当たったら嫌ですね。
そういう場合はお金はかかるけれども、プライベートで専門医にかかる人もいるようです。

日本なら最初から専門診療を受けられていいですけれど。

風邪は自力で治したほうが良い?

日本は風邪でも病院へ行く人は多いですね。

友人の言うように普通の風邪なら安静にすれば、いずれ治ると思いますが。

新人の頃、私も風邪でうちの先生に薬をもらったことがあります。
喉の痛みと熱の症状がありました。

「先生、うがい薬もいただけますか?」

「え?うがい薬欲しい?あるにはあるけどね、あまり好きじゃないんだな。
緑茶でうがいするほうがいいよ、効果あるし。子供さんにもいいよ」

喉の粘膜が腫れている時には、かえってうがい薬が刺激になるそうです。
私はそれ以来、普段でもお茶でうがいをしています。

風邪の時は水分と栄養を摂って、なるべく横になる、これで治します。

ほとんどの風邪はウイルス性ですし、抗生剤も効きません。

自己治癒力で治すことができれば、お金もかかりませんね。

現実的には医療機関にとって風邪の治療も収入源ではあります。

でもうちの先生は必要以上に薬は出しませんから、いい先生ですよ^^