うちの診療所は地域密着型で、ほとんどの患者さんは地元の人達です。

午前診療の患者さんには高齢者が多く、長く通院されている人も多いです。
午後になるとお勤め帰りの人や子供さんも結構来られます。

子供さんはケガの治療が多いですね。

部活でスポーツをしている中高生、少年野球やサッカー、体操クラブの子供たち。
打撲、捻挫、骨折や脱臼もあります。

そういう瞬間的なケガは外傷と呼ばれます。
それ以外に慢性的にじわじわと傷んでいくスポーツ障害も案外多いのです。

様々なスポーツ障害

スポーツ障害~絶対ムリはしてほしくないけど。。

野球肘は代表的なスポーツ障害です。

少年野球や部活でピッチャーをしている子供さんですね。
最近はかなり少なくなったようですが、たまにあります。

場所によって内側型と外側型があるのですが、ほとんどが内側型です。

肘の靭帯がはがれたり断裂を起こしたりして痛くなるものです。
少年期は骨とか筋肉が未発達な状態です。

そこに投げる動作をやりすぎることで、ダメージになるわけですね。

他にもオスグッド・シュラッター病というのがあります。
オスグッド病とも言います。

膝蓋の靭帯部分の軟骨がはがれて痛みが出たり、膝下の骨が出っ張ったりするものです。
バレーボール、サッカー、バスケットボール選手などにみられます。

テニス肘は、肘の筋肉が炎症を起こすものです。

テニス肘はテニス以外でも、手首を不自然な形で使いすぎたりすると出ます。
雑巾絞りのような動作をすると痛みがあります。

共通して言えるのは痛みを我慢してそのまま続けていくと悪化するということ。
初期段階で気づいてちゃんと治さなければいけませんね。

辛くても安静にするしかありません

スポーツ障害はとにかく安静にすること、それしかありません。

スポーツを頑張ってるジュニア達にとって、休むのも辛いことなんですよね。

「先生、テーピングか何かで無理ですか?来月試合なんですけど・・・」(付き添いの母親)

「君はレギュラーなの?そうかあ、それは困ったなあ・・。
でもね、ここで無理するともっとひどくなるよー」

「・・・」(患者さん)

「とにかくちょっと休むこと。試合に出られるように今は安静に、ね」

スポーツを頑張ってるジュニア達は、練習を休むことにとても抵抗があります。
コーチにどう言おうかとか、言ったら外されるだろうとか、心配するんですね。

痛くて動かせないほどになると、あきらめもつきますけれどもね。

がっくり肩を落とす患者さんを見ると気の毒に思います。

気持ちはわかりますが、やっぱり無理は禁物ですね。