医療事務も受付にじっといるわけではありません。

雑用をしている時に患者さんから話しかけられることも多いですね。
常連の患者さんで世間話をする人も結構いらっしゃいます。

患者さんと雑談?世間話?それとも相談相手?

Sさんもその一人、腰痛でリハビリをされている60代の男性です。

気が優しく明るい人で私達スタッフにも人気があります。

体格はいいのですが、畑仕事などの影響で時々腰痛に見舞われます。
このSさん外見と裏腹に、かなり心配性な方なのです。

ちょっとした具合の変化に敏感で、悪い方へ考えがちなのですね。

この間は胃の具合が良くないのを、胃癌じゃないだろうかと聞かれました。

「でもSさん、毎年病院で人間ドック受けてるでしょう?」

「うん、そうなんだけど、、、」

「確か先月結果を持って、うちの先生にも見せてたじゃないですか?」

「うん、あの時は大丈夫だったけど、、、」

「ご心配なら胃腸科で診てもらわれたらどうですか?」

「そうだなあ、、、もうちょっと様子見ようかな。」

結局、そのうち胃の痛みも無くなったようで、心配ないようでした。

今日はまたSさん、すい臓が悪いんじゃないかと言いだされました。

「背中がきゅーっと痛くなるんだけど、すい臓が悪い時にも痛くなるんだって?」

テレビ番組でやってたらしく、気になっているようです。

「私も時々背中が痛くなりますよ。肩こりがひどいと背中もきゅーっと痛くなります。」

「え、そう?お宅もなる?そうか、じゃ大丈夫かなあ・・・。」

「Sさん、仕事で無理をされると腰以外にも痛みが出るのかもしれませんよ。
診察の時に背中の痛みも言ってみて下さい。」

診察の後、Sさんはニッと笑って「痛みの種類が違うんだって。」とのこと。
「あの枕が悪いのかもなあ・・・。」とつぶやきながら帰られました。

患者さんの心のサポートを♪

体の不調は重篤な病気の場合もありますが、自律神経の乱れなどから起こることもあります。
ストレスとか不眠とか飲酒とか生活習慣も原因になり得ます。

Sさんのように何かにつけ重く考えてしまうのは精神衛生上よくないかもしれません。
かと言って軽く考えすぎる人も困りますし、難しいところですね。

医学的な判断は医師や看護師がすること、私達は単に話相手です。

でも患者さんの心配や不安を解決するためのサポートになればいいなと思います。