保険診療を受けるためには保険証は無くてはならないものです。

日本は国民皆保険制度ですので、全ての人が何らかの公的な保険に加入しています。

ケガや病気で医療機関にかかる時にはまず保険証の提示をしなくてはいけませんね。

どうして保険証を毎月確認するの?

保険証を毎月確認

私たちも必ず初診の患者さんには保険証を提示していただきます。
通院されている方も月に一度は見せていただいて、変わりないか確認をします。

「すみません、月が替わりましたので保険証を確認させて下さい。」

「えー、今日は持ってきてないわ。大丈夫、変わってないから。」

わかります。
自分も医療事務をするまではいちいち面倒って思っていました。

でも保険者や保険番号が少しでも違っていると、もうレセプト請求ができなくなります。

患者さんがどの保険の被保険者であるか証明されなければ、国や保険者も払ってくれません。
また、保険証が変わっていて既に前の保険証の資格が喪失していたなんて場合も支払ってくれません。

私たちの方では保険証を見せていただく以外に確認のしようがないのです。

「分かっているんですけれど、きまりなので申し訳ありません。」

「融通きかないのねー。来週持ってくるから、それでいい?」

「はい、お願いします。」

保険証を持って行かないとどうなるの?

保険は退職や転職、結婚などで変わることもよくあります。

今日初めて来られた男性も最近退職された方でした。

健康保険の場合、退職後に任意継続にするケースが多いですね。
ただ手続き中でまだ手元に保険証が無いというのが困るのです。

※任意継続すると加入する健康保険は変わらないのですが、保険証の記号番号が変わります。

「今お手元に無いとなると、一旦窓口で実費でお支払いいただくことになりますが。」

「いや、でも1週間ほどで保険証が届くはずだから、すぐに持ってきますよ。」

「申し訳ありません。一旦全額お支払いいただいて、後日改めてご返金させていただきます。」

「えー、いくらかかるんだろうな・・・持ち合わせが・・・」

腰痛でしたが、結局持ち合わせの分でお支払いはしていただけました。

痛くて受診された上に、保険証のことで少しご迷惑をかけました。
こればかりは他の医療機関でも同じだと思います。

患者さんにもいろいろな人がいます

患者さんもいろいろ

患者さんも色々な人がいて、残念ながら皆が皆誠実だとは言えないのです。
中には手持ちがこれしかないと、少額払ってそれっきりということも・・・。

患者さんのお宅に電話してお願いするも、色々理由をつけて逃げられたりですね。

資格取得日とか資格喪失日とか注意が必要なのです。

保険証に関する色々なケースを経験すると、どうしてもシビアになってしまいますね^^;

保険の切り替え手続き中に病気になることも往々にしてあります。
タイミングが悪いですが、案外そういうものかもしれません。

そんな時のために、保険加入資格証明などもらっておくことをおすすめします。