医療事務のお仕事でとても重要な部分となるのがレセプト作成です。

これから資格の勉強をする人も、医療機関で就職しようと言う人も、レセプトがどんなものか知っておく必要がありますね。

レセプト作成って何やるの?

医療事務のお仕事内容~月をまたぐ大仕事レセプト作成

病気やケガで治療した時、患者さんは健康保険によって負担額を窓口で払いますね。

例えば1万円かかった治療で3割負担の人なら、3千円払います。

残りの7千円は加入している保険の保険者が払ってくれます。
国民健康保険とか健康保険組合とか共済とかありますね。

病院側から見ると・・・

窓口で患者さんから3千円もらい、7千円はそれぞれの保険者に請求します。

この請求するための書類が「レセプト」日本語で言うところの「診療報酬明細書」なのです。

ひとりひとりの患者さんのひと月分の診療内容をまとめたものがレセプトです。

請求しないことには病院は残りの7割分がもらえない、ということになります。
ですから医療事務のレセプトの作成はとても大事なお仕事だというわけです。

毎月始めに設定された提出日があって、前月分の全ての患者さんのレセプトを提出します。

提出された後は社会保険診療報酬支払基金や国保連合会と言った機関で審査されます。
内容に不備がなければ、2か月くらい後に病院に支払われると言う流れです。

医療事務がハードワークになるレセプト作成

レセプト作成の何が大変なのか・・・それは提出期限までに完璧なレセプトを作らなければいけないからです。

「でもコンピューターがやるんじゃないの?」
と疑問に思う人もいるでしょう。

その通り、今はレセコンと言ってちゃんと医事専用のソフトがあるのです。

ITが普及してない時代はすべて人の手で計算され、手書きでレセプトを作ったりもしていたのです。
今もそのやり方をしている個人医院も無くはないですが、わずかでしょう。

ペーパーレスの時代ですから、レセプトも紙ではなく電子媒体を使ったりオンラインで提出請求することができます。
とは言っても入力作業は人の手によるものですから、ミスはゼロではありません。

レセコンで計算したレセプトを印刷し、紙で提出しているところもまだまだ多いです。

ミスゼロを目指すことがレセプト作成の最大の使命なのです!
レセプトの確認作業は大変で、しかもタイムリミットがあるわけですから焦ります。

普段の診療時間の後残業することもありますし、休日出勤という人も多いです。

患者さんの数によって、レセプト作成の大変さは異なります。
総合病院などはレセプト作成専門の業者に外部委託しているところも沢山あります。

これで大丈夫と提出しても、2か月後にはじかれて戻ってくるものもあります。

訂正して再度請求できますが(ただし入金がその分遅れます)、やはりすんなり通って欲しいものですね。

ミスが多いと経営者である院長先生から叱られる、なんていうこともありますから。

▼医療事務の仕事内容はこちらでも紹介しています。